【転職活動で心を病んだ件について】この記事を読んで思ったことを

先日、非常に心の底から考えさせられるエントリを読んだ。

 

転職活動で心を病んだ件について

 

転職活動が修羅場というか理不尽過ぎて心が病んでしまった。

全ての求人が、必須条件として「JavaまたはPHPでの開発経験があること」の求人で、

ほぼ同じ求人内容に応募していることになる。提出している書類も同じ。

書類選考不合格となった会社

 

 

このエントリを見て、僕が見つけただけで生まれているエントリは2つ。

 

転職活動で心を病まない方法について | 言葉をポッケに持ち歩こう

 

サイバーエージェントは落ちたのに3回サイバーエージェントからスカウトメールが来た - はてな村定点観測所

 

正直なところ、今回の件は心から考えさせられるというよりも、

心が痛んだというのが僕の想い。

 

現在、多くの企業が採用活動を積極的に行っています。

特に技術系職種はどの会社も相当力を入れているのは承知の通りです。

 

だからこそ、多くの求職者との出会い=応募を求めて、

応募資格はかなり緩めに書いているのが現実です。

JavaPHPPerlなどの言語指定ではなく、

『なんらかの開発経験をお持ちの方』となっているケースが大半。

 

実際のスキルや経験を詳細に記載して、

応募者との接点をつくっているケースが稀なのです。

 

そのため、今の採用市場で起こっている

 

■受ける前は積極的にアプローチ

■積極的にアプローチしてきたので足を運んでみる

■対応が悪いこと、落選など

 

このスパイラルは企業側や採用を支援している企業側に

責任があると言っても過言ではありません。

 

詳細に書けよ!ミスマッチ減らせよ!

 

そう思われるのが当たり前。

ですが、詳細に書いてしまうと接点が生まれないのです。

つまり応募が来ないんです。

 

応募資格を緩く書く、アプローチツールを多用する。

この2つが無いと応募数を稼ぐことすら企業によっては難しいのです。

 

人の人生かかってんだよ!やる気あんのかよ!

 

おっしゃる通りです。

ただ、人材業界の方々も頭を悩ませてなんとか糸口を。

と考え抜いてアクションを起こしているんです。

 

だからこそ、もう一度考えなくてはいけません。

 

もう一度多くの企業が採用というものについて、

考える必要があると思っています。

 

採用手法が多岐に亘っている今だからこそ、

どうすれば一番自社にマッチする人が採用出来るのか考える。

 

採用したい人材と自社の状況がマッチしないのであれば、

会社自体を変化させる。体制を見直す。全てを整備する。

 

そこまで見つめ直して、はじめて求職者に対して、

胸を張り、邪見に扱わず、欲しい人だけと

会う事ができるのではないでしょうか。

 

ただ、求職者も考えなくてはいけないのも事実。

僕は以前、仕事が決まらずに夜も眠れない。

友達とも会いたくない、会えない時期がありました。

 

そんな時期を過ごしたのって、実は自分の責任だったりするんですよね。

どこかで自分の人生について甘く見ていた。

どこかでなんとかなると思っていた。

抜けた考えだから、痛い目をみてしまったと今は思います。

 

少々話しは逸れてしまいましたけど、

企業も求職者も変わらなくてはいけません。

 

転職は本来、企業の成長を実現する為の

ハッピーな出来事のはずだから。